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ファクトリエ11周年記念ドキュメンタリー制作

クライアント：

FACTELIER（ライフスタイルアクセント株式会社）

クレジット：

監督 / 田中慎太朗

音楽 / 鎌田優紀子/櫻井智子

FACTELIER 11周年記念短編ドキュメンタリー「ものがたりのあるものづくり」

日本製にこだわるアパレルブランド「FACTELIER（ファクトリエ）」の11周年記念に合わせて、短編ドキュメンタリー『ものがたりのあるものづくり』を企画・撮影・編集しました。2023年10月15日に公開しました。

本作品は、ブランドの理念や創業者・山田敏夫さんの想い、そして工場とともに歩むファクトリエの原点を紐解く構成で、ブランドのコアファンや“ものづくり”に携わる方々に向けたメッセージ性の高い内容となっています。

撮影は、熊本県のスカート工場「デ・アイ」とシャツ工場「HITOYOSHI」の2箇所にて実施。創業者と各工場の現場を密着し、工場直結というファクトリエならではの価値が、どのように作られ、どのように届けられているのかを可視化しました。

制作中は、ブランドの“語るべき価値”を丁寧にすくい上げることを意識。私自身がかつて新聞記者として培ったインタビュー力と構成力をフル活用し、抽象的な想いを映像という形で“共感”へと変換しました。音楽は作曲家・鎌田優紀子氏が本作のために新たに書き下ろし、温かくも力強い作品世界を支えてくれました。

動画を公開した10月にはファクトリエ熊本本店での上映イベントも開催。実際のお客様を前に、代表の山田氏とともに制作の背景を語る機会にも恵まれ、多くの方々から「ブランドの原点を思い出せた」「胸が熱くなった」といった反響をいただきました。

今回のプロジェクトでは、ブランドの本質的価値を“映像でどう表現するか”という課題に真正面から取り組みました。単なる企業紹介ではなく、ブランドの世界観や創業者のストーリーを深く掘り下げ、見る人の心に届く作品を目指しました。