熊本県事業「UXプロジェクト」コンセプトムービー制作

クライアント：

熊本県

クレジット：

構成撮影編集 / 田中慎太朗

インタビュー / 緒方太郎

企画進行 / 有限責任監査法人デロイトトーマツ / 株式会社Lbose

熊本県が推進するライフサイエンス領域の起業支援施策「UXプロジェクト」のコンセプトムービーを制作しました。取材・構成・撮影・編集に至るまでを一貫して担当し、熊本の新産業創出に向けた取り組みの“本質”を映像で表現しました。

本作では、UXプロジェクトに採択された起業家たちの挑戦と、その背中を支える県職員の姿に密着。平日夕方にKKT（くまもと県民テレビ）でキャスターを務める緒方太郎さんと共に、現場の声を丁寧に拾いながら構成を組み立てました。

人工透析患者のための健康食品開発、妊産婦の生活改善を目的とした事業、介護施設向けのMR農業体験コンテンツ──。一見バラバラに見える取り組みの根底にあるのは、「誰かの暮らしをよくしたい」という強くてやさしい願い。それを支える熊本県の本気の伴走力を、映像を通して伝えることを目指しました。

行政主導の施策は、往々にして「県民から遠い存在」に見えがちです。だからこそ私たちは、ひとつひとつのプロジェクトに込められた“人の想い”にフォーカスし、「共感」からスタートする広報コンテンツを大切にしています。

企画書やプレスリリースでは伝えきれない現場のリアルを、泥臭く、誠実にすくい取る。

そうした姿勢を、私たち一朶の雲株式会社は貫いていきたいと考えています。