鹿児島県を拠点に、HR事業(高校生就職ガイド「ハピワク」ほか)、クリエイティブ事業、保険代理店事業を展開するアライアンス株式会社様のリブランディングプロジェクトに、ディレクターとして参画しました。経営陣と社員の皆さまへの取材をもとにミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を策定し、新しいコーポレートサイトの構成づくりまでを支援しています。
アライアンス株式会社様は保険代理店として創業し、いまでは人材、採用支援、PR、コンテンツ制作まで事業を広げています。一方で旧ホームページは、創業時の主力だった保険事業が中心の構成のままで、現在の事業内容とホームページの内容がちぐはぐな状態でした。
さらに高校生就職ガイド「ハピワク」は、鹿児島県だけでなく熊本県や埼玉県など、複数の地域で同時に展開されるようになっていました。事業と拠点が広がるなかで、社員の皆さまが「自分たちはどういう会社なのか」を一言で伝えられないことが、営業や採用のボトルネックになっていました。
そこで第三者の視点を入れ、言葉づくりからホームページ制作のディレクションまで一緒に進めてほしいと、代表取締役からご依頼をいただきました。
言葉を外から持ち込むのではなく、社内にすでにあるものを掘り起こすために、まず経営陣、次に社員という順番で話を聞きました。経営陣が描く会社の姿と、現場で日々起きていることを照らし合わせるためです。
創業当初からのメンバーと入社間もない若手とでは、会社の見え方が違います。社員ヒアリングでは社歴や部署、性別が偏らないよう人選を整え、さまざまな立場の声が入るようにしました。
経営陣ヒアリング、社員ヒアリング、MVVの検討は、それぞれの段階で報告書にまとめ、議論の経緯を経営陣と共有しながら進めています。
策定して終わりにせず、全社員向けの発表会で新しいMVVを共有し、その後のホームページづくりにそのままつなげました。言葉が社内で使われ、社外にも同じ形で届くところまでを一続きで支援しています。
社内にある言葉を見つけ出す進め方については、コラム経営理念(MVV)が浸透していない会社に共通する3つのことでも紹介しています。